1-07.火災保険と生命保険を比較

いざというときに必要となるのが保険ですが、火災保険については意外に知られていないこともあるようです。

私たちの生活に身近な保険といえば「生命保険」が挙げられます。
就職や結婚、出産など、人生の節目などに生命保険への加入や見直しをすることも多いのではないでしょうか。
生命保険は病気やケガ、死亡などによる補償を目的としたものです。
その補償額は契約者が選択することができ、見直し時には保険金を増額したり減額したりすることができます。

火災保険の目的は、建物(住宅など)や家財の損害の補償です。
保険に加入する際には、保険の対象となる建物等の「評価(査定)」を行ないますが、この評価は保険会社が行なうもので、契約者本人が決めることはできません。
また、仮に補償を厚くしたいと考えて保険金額の高い保険に加入したとしても、実際に支払われる保険金は損害を修復するための実費のみとなります。
契約金額が高くなれば保険料も高くなるわけですから、評価額を大きく上回る契約は保険料の無駄ということがいえるわけです。

たとえば2,000万円の火災保険に加入していたとしても、実際に発生した修繕費等が1,000万円なら1,000万円のみが支払われるということになります。
この「2,000万円の火災保険」の金額は、「支払われる保険金の上限額」という意味で、2,000万円全額が支払われるというわけではないのです。

→”2-01.火災保険の破損・汚損の補償は得?”を読む

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