2-01.火災保険の破損・汚損の補償は得?
火災保険というと、災害時の被害を補償するものというイメージがあります。
台風や洪水、高潮、土砂崩れなどの自然災害、火災、爆発、盗難などがそれにあたります。
しかし、火災保険は「家庭内の小事故による破損や汚損」の補償もしてくれるのです。
火災保険がカバーしてくれる家庭内の破損や汚損とは、偶発的に起こった小事故による家財道具や建物の破損をいいます。
・インテリアの模様替え中に、家具がドアに当たり破損してしまった
・室内の清掃中に掃除機がテレビを倒して壊してしまった
・子供が室内でボール遊びをして、窓ガラスを割ってしまった
こういった家庭内での破損や汚損に対する補償限度額は50万円程度が一般的ですが、手厚い補償を受けようとすれば高額な保険料を支払っておく必要が出てきます。
こういった補償が受けられるとお得と感じられるものですが、保険料というコスト負担をしてまで備える必要はあるものでしょうか。
これらの火災保険でカバーできる補償には、契約内容による制限があります。
ひとつは、破損・汚損が偶発的な事故でない「いつの間にか破損していた」、「汚損はしているが機能的には問題がない」という場合には補償を受けることはできません。
また、白アリなどによる被害や、個人的理由による増改築なども補償対象とはなりません。
住宅トラブルに対しては、「貯蓄+火災保険」で備えるという考え方が最もバランスがいいといえるでしょう。
→”2-02.火災保険の「費用保険金」とは?”を読む
{ Comments are closed! }